ITを知るための、エンジニアの道でした。
実を言うと、就職活動をするまではエンジニアになろうと思っていたわけではないんです。
大学では心理学を学んでいましたので、全くの別方向。
エンジニアは専門的な知識が必要で、大学で勉強していないとできないと、勝手にイメージしていました。
それでもIT業界は今後成長する業界でもあるので、業界自体に興味はありました。
そうした経緯もあり、当社には総務を希望していたのですが、いざ入社するとなると、
やっぱりIT業界にいるのなら現場でどのような開発がされているか知っておく必要があると思い、
エンジニアの道に進むことを決意。
幸い、当社はエンジニアの研修に力を入れていましたので、プログラミングをやったことのないわたしでも希望が叶えられました。
感動的な成長体験でした。
当社での研修はそれぞれの人の適性によって分かれています。
実務を通して覚える、研修を受けて現場デビューする二つです。
わたしの研修は後者でした。
研修ではまず自分の名前を画面に表示させることから始まります。
それからユーザー登録のシステムを作り、パッケージソフトのシステムの一部を作りと、実務向けの内容へとステップアップ。
わたしは研修を通してJavaとABAPを身につけました。
難しいシステムではないのですが、卒業演習で作った時のことは今でも忘れられません。
システムが正常に動いた時は、嬉しさのあまり「すごくない?」と、周りの人に何度も言ってしまうくらい感動的でした。
スキルアップだけじゃなく、人脈も広がる研修です。
入社後に受けるJava研修は、他社のエンジニアも参加する合同研修でした。
全体で30名程が参加し、そのうち6名はわたしの同期。
社外の人と新しい人間関係が作れるとは思っていなかったので、驚くと同時に新鮮でした。
今も分からないことはお互いに教えあったり、連絡先を交換して「現場はどう?」と事前に情報を収集したり、とコミュニケーションを深めています。
会社の枠を超えて、同じ業界内の方々と人脈を広げられるのも、当社の研修制度の魅力だと思います。